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この土日、フラメンコの発表会のリハーサルをやってきました。


土曜日。
私は、Alegrias(バタ・デ・コーラで) と Solea Por Bulerias
の2曲を踊る予定で待機していたわけですが、
Solea Por Buleriasを踊る出演者でその日に来ていたのは私一人・・。

みんな仕事が・・とか、当日にメッセージもらって、「急に行かれなくなった!」とか、
リハーサルに来たものの、私と彼女の二人だけしか来ていないと知るや、
何とそのコは帰ってしまった!

というのも、今回のSolea Por Bulerias、ものすごーく速くて難しい。
それでこれを振り付けしたR先生も私たちと一緒に踊ってくれることになったのだけど、
私たちが不安であることには変わりがない。

その日は、R先生が別の町で公演があるのでリハーサルに来られないとのことで、
私たちと一緒に踊れない・・。
というわけで、一旦リハーサルに来たコは不安にかられて、しかも2人だけだし、
それで帰ってしまったのです・・。

で、私一人だから今日は踊らないかな・・と思っていたら、
ディレクターが、「はい、次ー、R先生の振り付け踊る人ー」
と呼んだので、私が事情を説明すると、
ディレクター、かなりご立腹。
そりゃそうだよね、リハーサルに私一人だけなんて・・。
でも、「どんな感じかやっぱりどうしても今日見ておきたいから、
あなた一人でも踊ってくれる?」と言われ、
他の出演者50人以上の前で一人で踊ることに!!

心の準備もできていなかったし、急いで衣装を着替えて、CDも準備して・・
すでにパニック状態ですよ・・。

Alegriasを振り付けしたA先生がすごく手伝ってくれて
(衣装の着替えまで・・)
私が踊ってる最中もずっとパルマをたたいてくれた。

んで、何とか最後まで踊りきったものの、
やっぱり間違えた・・。

終わった瞬間、みんなものすごい拍手をしてくれたけど、
もう私の気持ちは落ちまくってしまって・・。

A先生からは「よくできたわよ。今日あなたがいなかったら、
フラメンコクラスの恥になってしまっていたから、本当に
いてくれて助かった。今日のヒーローはあなたよ!」
と励ましてくれたものの、失敗したところばかりが
クローズアップされてしまって、
やっぱりその日の夜は眠れなかった・・。

# しかし、あとからこの励ましを思い返すと、
 日本人にはなかなかここまで大袈裟に励ませないから
 やっぱりイタリア人ってすごいなーと思った・・


んで、昨日の日曜も、同じくリハーサルがありました。

R先生もその日は3つの予定をキャンセルしてまで
来てくれました。
土曜のことをA先生から聞いたらしく、
教室で私を見るなり、かけてきて
「昨日は本当にありがとう~」と
言いながら、ぎゅーーーっとハグして、ほっぺにキス。
この先生、すごくかっこいいので、かなり照れた・・。

昨日の失敗をまだ引きずっていたのだけど、
先生がいろいろ励ましてくれたから、かなり
持ち直せました。

んで、この日、Solea Por Buleriasの出演者で
来たのは結局私も含めて4人。。
本当はあと4人いたんだけど、結局、もう発表会も出るのか出ないのか・・。

R先生もこれにはものすごくがっかりしていて、
リハーサルに出ないで本番だけ出るなんてことは
考えられない・・と。。ちょっとご立腹ぎみ。

だから来れなかった一人と特に仲良かった友達は、
「このことをどうやって彼女に伝えればいいの~」と
悩んでいた・・。


たかがお稽古事の発表会なのだけど、
やっぱりみんなで作り上げるものなので、
そこらへんを先生はきっと言いたかったのかな・・
と思いました。


先生たちも二人ともReggio Emiliaに住んでいるわけではなく、
A先生は、Trentino-Alto Adoige州(オーストリア国境から
南にある州)のTrentoに住み、R先生は、Veneto州のPadovaの郊外に住む。
二人とも高速をとばして、いつも来てくれるわけなので、
先生たちにとっては仕事とはいえ、ここまで長距離を毎週来るのは
やっぱり大変だと思う。

先生たちのためにもがんばらねば・・。

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RED Reggio Emilia Danza


17 maggio 2008
Teatro Municipale Valli, ore 21.30
Compagnia Aterballetto
TERRA, MINUS 7
coreografie di Mauro Bigonzetti, Ohad Naharin
http://www.redfestival.it/Sezione.jsp?idSezione=30&idSezioneRif=25

Aterballetto

イタリア各地を始め、欧米諸国、アジア公演も行うコンテンポラリー・ダンスのカンパニー。
チケットはなかなか手に入らない。


久しぶりの生の舞台。
着替えて出かける準備をしているときから、すでに興奮気味。

劇場に行く前に、いつものBarでアペリティーボ。
Mauro Bigonzettiやカンパニー関係の人たちも見かけた。

いつもよりきちんとした格好をしていたから、バリスタの友達たちも
「今日は一体どうしたんだ?」と驚いて聞かれてしまった。

いつも飲むスプマンテ「FRANCIACORTA」は今日は白じゃなくて
ロゼしかないと言われてそれを頼む。
いつもと違うピンク色で、なんだかやけに気分も高揚。

逸る気持ちで、劇場に向かったら、
まだカンパニー関係者しか劇場前にいない。
昨日の公演は21時からだったけど、今日は21:30からだったのだ!

それじゃあ・・ということで町をぶらぶら。
ウィンドウショッピングしていたら、ちょっといいなと思うベルトを発見。
今度行ってみよう・・と思いつつ、またBarに戻る。

「いやー、いい公演だったよ」なんて冗談言いながら入っていって、
戻ってきたワケを話したらみんなに笑われちゃった。

バリスタさんから、「今、誰が来てると思う? Ligabueが来てるよ!」
「ええ!!あのLigabue!??」
あのイタリアで有名なロック歌手のLigabueです。
(Reggio Emilia の Correggio出身。今はチェントロに住んでるらしい。イタリアVodafoneのCM曲を聞いて以来、私もすっかりはまった。)
luciano_ligabue_3.jpg


そのBarは、奥にランチ用のお部屋があって、Ligabue御一行は
そちらにいるらしい。
だからみんなが「トイレに行ってこい!」と言う。
そう、ここのトイレはそのランチ用のお部屋のところにあるのだ!
ここはLigabue様をおがむチャーンス!と思い、気にしない風を装って、
見てきましたよ!
力強い横顔でした。彼がひとりでしゃべっているときで、
低音の力強い声も聞いてしまった!
うほほ、ラッキー♪

-----------

そんなこんなで開場の時間も迫ってきたので、再び劇場へ。

プログラムを受け取ると、Aterballettoのダンサーとして
活躍する日本人のお友達が踊っている大きな写真が表紙に!

IMG_2417.jpg


Kihako
http://www.aterballetto.it/kihako_narisawa.htm

kiha /// several lūnaticus waves
http://d.hatena.ne.jp/kiha-kn/


今回の公演のお話を前もって聞いていたし、このプログラムを
見て、ますます期待は高まる。


いつ来てもこの劇場は本当に美しくて、天井画やシャンデリアにうっとり。
25b.jpg


そして照明が暗くなり・・。


■Terra
coreografia Mauro Bigonzetti

男性ダンサーが引きずる、昔の旅行鞄、それにつかまって引きずられている女性ダンサー。
しょっぱなから目が惹きつけられた。

次々と旅行鞄を持って現れるダンサーたち。
女性ダンサーの赤い口紅が目に留まる。
いつものAterballettoは舞台化粧もそれほど濃くはないのに、
今回は一味違うかんじ。
衣装や髪型もそうだけど、昔の時代を舞台にしたダンスだろうか。

友達と男性ダンサーのデュエット。
いつものMauroの振り付けらしく、激しいリフトや特徴的な振り付けが続く。
ああ、いつ見ても彼女の動きはしなやかで美しい。
席が舞台に近かったからか、表情もはっきり見えて、
ふとした視線や表情からも気持ちがずしんと伝わってくる感じ。

後ろに座っていた男の子たちが、「やっぱり彼女はすごい」とつぶやいていたのが聞こえた。

縦横無尽に、体の細部まで行き届いた動きから目が離せなかった。


■Minus 7
oreografia Ohad Naharin

それは、休憩のときからすでに始まっていた。


休憩時間 ―

客席の照明も明るくなり、席を立っている人も多い。
休憩時間、いつもは曲はかかっていないのに、今日は違った。
思えば、ここからが始まりだったのだ。

Terraの感想を夫と話しながらすごしていると、
舞台の幕から、男性ダンサーがひとり出てきた。

無表情で立ち尽くす。
黒スーツ。皮靴。

何が始まるんだろう・・と徐々に観客たちも気づき始めた。

曲に合わせて、コミカルに踊り始めた。
最初は即興かと思った。

でも違った。
手足の動きが曲にぴったり合ってる。

そのうち幕も開き、彼の一人舞台。

パントマイムも含めたノリのよい振り。
観客たちは大ウケで拍手や声援を送る。

ディスコダンスのような振り付けだけど、彼の手足の先まで
完璧な動きに本当に驚かされた。

トゥで立つ動きでは、他の観客は大笑いしていたけど
私は驚きすぎて声が出なかった。
普通の皮靴でないだろうとは予想していたけど、それにしたって。
それに傾斜舞台で・・。
# あとで友達に聞いたらやっぱりちゃんとトゥで立てるように
  してある靴だったらしい。

フラメンコで踊る劇場でも傾斜舞台がほとんどで、
ヒールがある状態でこの舞台で踊るのはすでにつま先立ち
しているような感覚なので、気を付けないととても危ない。


休憩時間が始まってしばらくしてから踊り始めた・・といっても
15分くらいずっと踊りっぱなしだろうか。本当にすごい。

そして、一人、また一人・・とダンサーたちも舞台に上がって
同じようにコミカルな動き。
表情の豊かさや動きに観客席で大笑い。

休憩時間が終わるのに合わせて、ダンサーたちが
よくレフェリーがやる「タイム!」のTの形をやって、いったん幕が降りた。


そして再び幕が上がる。

ダンサーたちの歌も入る、静かで、でも力強い動き。
ドミノのような、統制のとれた動き。

メトロノームに合わせた女性ダンサーたちの踊り。

友達と男性ダンサーのデュエット。
ためいきもの。


そして・・・

ダンサーたちが舞台から降りてきた。
一旦退場するのかと思ったら、そうではなく、
観客を舞台へ連れていくためだった!

選ばれた観客は驚き、照れながらも、舞台へ連れて行かれる。
観客席はもうそれは大騒ぎ。

そして、観客とペアになったダンサーたちがディスコさながらのダンス!
舞台に上がった人たちもノリノリになって、踊りまくる。
観客席は手拍子と歓声でいっぱい!

もうこんなに笑って、拍手を送った舞台は初めて。


最後の最後まで拍手をやめるのが惜しいくらいの
本当にすばらしい舞台でした。

公演が終わって、他のお客さんたちが帰り始めても
なんだか私はすぐに動けなくて、客席で放心してしまった。


ロビーで友達に会って、すっきりしたいい笑顔。
彼女自身も満足のいく舞台だったんだとすぐにわかった。
彼女をロビーで見つけた他の人たちも声をかけたり、
称賛の目で彼女を見つめている。

私は感動しすぎて、逆にあまり言葉がでなかった。



帰りに一緒にお食事をして、おなかがいっぱいで、夜も遅いし
すぐに眠れるはずなのに、なんだかまだドキドキ興奮していて
なかなか眠れなかった。

この公演の踊りを、何度も何度も思い出して、
目に焼き付けたい気持ち。


忘れないうちに、この気持ちを書きとめなければ・・。


もう一回見たいな。


フラメンコのコースも終りに近づき、毎年この時期になると
発表会がやってきます。

5/31(土) 17:30~ Teatro Ariosto

6/20(金) 21:00~ Teatro San Prospero


今年は2か月日本にいたので、こっちの教室のレッスンを
2か月も休んでしまった!
振り付けを覚えるのが間に合わないかと思ったけど、何とかなった~。


私はすっかりビデオ担当になり、ビデオカメラで
他のクラスの振り付けも録画して、編集し、
人数分のDVDをコピーしてみんなに渡す。

こういう作業は大好きだから喜んでやっているけど
いまちょうど仕事が忙しいので、こういうときはちょっぴり大変・・。
でもみんなの役に立てるのはやっぱりうれしいしね♪


この前、教室自体が祝日で休みのときも、発表会のために
先生がレッスンをしてくれることになり、そのため私が教室のカギ
を預かって、カギを開けるために早く来たら、その分私たちの前
のクラスにある初級クラスにも出ていいよと先生が言ってくれて、
ついでにそちらの振り付けも習ってしまってラッキー♪

それ以来、早めに教室に行って、そのクラスの見学をしています。

みんな発表会前だから本当に真剣で、
活発に質問して何とか振りをつかもうとしています。

でもやっぱりみんなリズムがどこかでずれてしまったり、
中には、なかなか踊れなくて、途中で「もうダメ・・」と思い詰めて、
曲の途中で踊るのをやめてしまったコも。
壁際に寄って悔しそう・・。


みんな悩みながらも、落ち込みながらも、頑張ってこうして
ひとつの作品を作ろうとする・・
その過程を見るのは私自身もとても励みになるし、
本当にすばらしいことだな~と思います。


考えてみると、仕事以外で、集団で何かをして、ひとつの目標に向かって
真剣にみんなで頑張っていくって、大人になってしまうと自分から
そういう機会を作らない限りなかなかないから、本当に大切。

全然関係ないかもしれないけど、
中学のときとかは、あの炎天下の中を何でここまでして
運動会の練習せなきゃあかんの?なんて反抗期も手伝って、
時にイライラしながら参加してたけど、いま思い返すと、
あれは貴重な時期だったんだな・・なんて・・。



来週からリハーサルも始まるし、あと少し!
いい踊りができるように頑張ります。

2年前に留学していたとき、そのときの夢は、「イタリア語で夢を見ること」でした。
要はイタリア語で夢を見られれば、それだけ自分の中にイタリア語が浸透できたということ・・
と思っていたので。

今年の初めあたりから急にイタリア語で夢を見るようになったけど、
日本に帰ったのでまたしばらく見ることがなく、
そしてタイ旅行から戻ってしばらくしたら、またイタリア語で
夢を見始めました。

フラメンコのレッスンをしている夢や、
その日一日の出来事をもう一度夢に見たり・・。

そして今朝はびっくり!
寝言を言ってしまった・・。

夫が今日から来週いっぱいまでお休みをとっていて、
どこにも行く予定はないけれど、
夢の中では、夫がいつの間にか来週いっぱい、
山へ旅行に行こうとすでにいろいろ予約したよと
ニコニコして私に報告してきました。

来週半ばくらいから私は仕事が始まる予定だったので、
「え!なんで急に?! そこってインターネットある?
来週から仕事始まるんだよ、わたし。」
って言うと、

「山だから、インターネットなんてないに決まってるじゃん。」
と答える夫。

「前もって仕事だって言ってあったのに、なんで勝手に予約しちゃうの~。」

「じゃあ途中で帰れば? 車でしか帰れないけど。」

「ええ!まだ一人で車乗れないよ!」


そして 「Come faccio ..... ? 」(どうしよう・・・)

と寝言を言ってしまったのですーーー。

夫がびっくりしてとび起きて、「どうしたんだ??」と一生懸命わたしに
聞いてくれるけど、寝言を言ったことに自分で自分にびっくりして、
しばらく放心。

夢の説明したら、大笑いされたし・・。


寝言を言ったこと自体、かなり恥ずかしい・・。


イタリア語で夢を見られるようになったのはうれしいけど、
もう寝言は言うまい・・と誓いました・・。
でも誓ってどうこうなるもんじゃないよね、寝言って・・。

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