FC2ブログ

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[ --.--.-- | スポンサー広告 | | PageTop↑ ]

RED Reggio Emilia Danza


17 maggio 2008
Teatro Municipale Valli, ore 21.30
Compagnia Aterballetto
TERRA, MINUS 7
coreografie di Mauro Bigonzetti, Ohad Naharin
http://www.redfestival.it/Sezione.jsp?idSezione=30&idSezioneRif=25

Aterballetto

イタリア各地を始め、欧米諸国、アジア公演も行うコンテンポラリー・ダンスのカンパニー。
チケットはなかなか手に入らない。


久しぶりの生の舞台。
着替えて出かける準備をしているときから、すでに興奮気味。

劇場に行く前に、いつものBarでアペリティーボ。
Mauro Bigonzettiやカンパニー関係の人たちも見かけた。

いつもよりきちんとした格好をしていたから、バリスタの友達たちも
「今日は一体どうしたんだ?」と驚いて聞かれてしまった。

いつも飲むスプマンテ「FRANCIACORTA」は今日は白じゃなくて
ロゼしかないと言われてそれを頼む。
いつもと違うピンク色で、なんだかやけに気分も高揚。

逸る気持ちで、劇場に向かったら、
まだカンパニー関係者しか劇場前にいない。
昨日の公演は21時からだったけど、今日は21:30からだったのだ!

それじゃあ・・ということで町をぶらぶら。
ウィンドウショッピングしていたら、ちょっといいなと思うベルトを発見。
今度行ってみよう・・と思いつつ、またBarに戻る。

「いやー、いい公演だったよ」なんて冗談言いながら入っていって、
戻ってきたワケを話したらみんなに笑われちゃった。

バリスタさんから、「今、誰が来てると思う? Ligabueが来てるよ!」
「ええ!!あのLigabue!??」
あのイタリアで有名なロック歌手のLigabueです。
(Reggio Emilia の Correggio出身。今はチェントロに住んでるらしい。イタリアVodafoneのCM曲を聞いて以来、私もすっかりはまった。)
luciano_ligabue_3.jpg


そのBarは、奥にランチ用のお部屋があって、Ligabue御一行は
そちらにいるらしい。
だからみんなが「トイレに行ってこい!」と言う。
そう、ここのトイレはそのランチ用のお部屋のところにあるのだ!
ここはLigabue様をおがむチャーンス!と思い、気にしない風を装って、
見てきましたよ!
力強い横顔でした。彼がひとりでしゃべっているときで、
低音の力強い声も聞いてしまった!
うほほ、ラッキー♪

-----------

そんなこんなで開場の時間も迫ってきたので、再び劇場へ。

プログラムを受け取ると、Aterballettoのダンサーとして
活躍する日本人のお友達が踊っている大きな写真が表紙に!

IMG_2417.jpg


Kihako
http://www.aterballetto.it/kihako_narisawa.htm

kiha /// several lūnaticus waves
http://d.hatena.ne.jp/kiha-kn/


今回の公演のお話を前もって聞いていたし、このプログラムを
見て、ますます期待は高まる。


いつ来てもこの劇場は本当に美しくて、天井画やシャンデリアにうっとり。
25b.jpg


そして照明が暗くなり・・。


■Terra
coreografia Mauro Bigonzetti

男性ダンサーが引きずる、昔の旅行鞄、それにつかまって引きずられている女性ダンサー。
しょっぱなから目が惹きつけられた。

次々と旅行鞄を持って現れるダンサーたち。
女性ダンサーの赤い口紅が目に留まる。
いつものAterballettoは舞台化粧もそれほど濃くはないのに、
今回は一味違うかんじ。
衣装や髪型もそうだけど、昔の時代を舞台にしたダンスだろうか。

友達と男性ダンサーのデュエット。
いつものMauroの振り付けらしく、激しいリフトや特徴的な振り付けが続く。
ああ、いつ見ても彼女の動きはしなやかで美しい。
席が舞台に近かったからか、表情もはっきり見えて、
ふとした視線や表情からも気持ちがずしんと伝わってくる感じ。

後ろに座っていた男の子たちが、「やっぱり彼女はすごい」とつぶやいていたのが聞こえた。

縦横無尽に、体の細部まで行き届いた動きから目が離せなかった。


■Minus 7
oreografia Ohad Naharin

それは、休憩のときからすでに始まっていた。


休憩時間 ―

客席の照明も明るくなり、席を立っている人も多い。
休憩時間、いつもは曲はかかっていないのに、今日は違った。
思えば、ここからが始まりだったのだ。

Terraの感想を夫と話しながらすごしていると、
舞台の幕から、男性ダンサーがひとり出てきた。

無表情で立ち尽くす。
黒スーツ。皮靴。

何が始まるんだろう・・と徐々に観客たちも気づき始めた。

曲に合わせて、コミカルに踊り始めた。
最初は即興かと思った。

でも違った。
手足の動きが曲にぴったり合ってる。

そのうち幕も開き、彼の一人舞台。

パントマイムも含めたノリのよい振り。
観客たちは大ウケで拍手や声援を送る。

ディスコダンスのような振り付けだけど、彼の手足の先まで
完璧な動きに本当に驚かされた。

トゥで立つ動きでは、他の観客は大笑いしていたけど
私は驚きすぎて声が出なかった。
普通の皮靴でないだろうとは予想していたけど、それにしたって。
それに傾斜舞台で・・。
# あとで友達に聞いたらやっぱりちゃんとトゥで立てるように
  してある靴だったらしい。

フラメンコで踊る劇場でも傾斜舞台がほとんどで、
ヒールがある状態でこの舞台で踊るのはすでにつま先立ち
しているような感覚なので、気を付けないととても危ない。


休憩時間が始まってしばらくしてから踊り始めた・・といっても
15分くらいずっと踊りっぱなしだろうか。本当にすごい。

そして、一人、また一人・・とダンサーたちも舞台に上がって
同じようにコミカルな動き。
表情の豊かさや動きに観客席で大笑い。

休憩時間が終わるのに合わせて、ダンサーたちが
よくレフェリーがやる「タイム!」のTの形をやって、いったん幕が降りた。


そして再び幕が上がる。

ダンサーたちの歌も入る、静かで、でも力強い動き。
ドミノのような、統制のとれた動き。

メトロノームに合わせた女性ダンサーたちの踊り。

友達と男性ダンサーのデュエット。
ためいきもの。


そして・・・

ダンサーたちが舞台から降りてきた。
一旦退場するのかと思ったら、そうではなく、
観客を舞台へ連れていくためだった!

選ばれた観客は驚き、照れながらも、舞台へ連れて行かれる。
観客席はもうそれは大騒ぎ。

そして、観客とペアになったダンサーたちがディスコさながらのダンス!
舞台に上がった人たちもノリノリになって、踊りまくる。
観客席は手拍子と歓声でいっぱい!

もうこんなに笑って、拍手を送った舞台は初めて。


最後の最後まで拍手をやめるのが惜しいくらいの
本当にすばらしい舞台でした。

公演が終わって、他のお客さんたちが帰り始めても
なんだか私はすぐに動けなくて、客席で放心してしまった。


ロビーで友達に会って、すっきりしたいい笑顔。
彼女自身も満足のいく舞台だったんだとすぐにわかった。
彼女をロビーで見つけた他の人たちも声をかけたり、
称賛の目で彼女を見つめている。

私は感動しすぎて、逆にあまり言葉がでなかった。



帰りに一緒にお食事をして、おなかがいっぱいで、夜も遅いし
すぐに眠れるはずなのに、なんだかまだドキドキ興奮していて
なかなか眠れなかった。

この公演の踊りを、何度も何度も思い出して、
目に焼き付けたい気持ち。


忘れないうちに、この気持ちを書きとめなければ・・。


もう一回見たいな。

スポンサーサイト


秘密

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。